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エジンバラ大学で歴史学を学ぶ 第11回 修士論文(Masters Dissertation)

柴田 広志さん
留学先:The University of Edinburgh
留学分類: 大学院留学
専攻:歴史 MSc The Hellenistic World / School of History, Classics and Archaeology
留学期間:2010年7月~2011年8月

柴田 広志さん
修士論文(Masters Dissertation)

エディンバラ大学のTaught Masterの修士論文(Dissertation)提出日は8月19日でありました。私は幸いにして、前日に脱稿・プリントアウト、そしてバインドして提出、という手順を完了させたのですが、そうではない人は、当日は大変だったようです。

私の所属するSchool of History, Classics and Archaeologyでは、Taught Masterの規定は脚註を入れて13000~15000ワード、となっているのですが、コースブックを見直して、その規定に気が付いたのは、何と提出前日の深夜12時半。それまで脚註を含めないと確信、
『ああ、200ワードくらい下回っているから、楽なもんやな』
と、多寡をくくっていたのが一転、決死の字数削減作業にかかることに。幸い3時間ほどで1,000ワードを削る作業は完了しましたが、つまりどれだけ無駄な文章を自分が書いていたか、ということが判明して、ただ呆れるばかりです。ちなみに、それまでも字数削減作業はひととおりやっていたので、二度手間と相成った次第。

ちなみに、大学の本部というべきジョージ・スクェアの東南隅に立つDavid Hume Tower(略してDHT)の地下には印刷屋がありまして、USBにPDF化したファイルを入れて持っていくと、ここで印刷・簡易製本までやってくれるのですが、当然ながらここに人が殺到して、前々日(つまり17日)近辺から、長蛇の列が形成されます。

ちなみに私は、ここで印刷&製本に関する情報を入手、Facebook経由で修論目前の日本人院生たちにメールを流しました。さりながら、当の本人は、プリントアウトしたもの2部を、Festival Theatreの隣にある文房具屋のRymanに持って行って、そこでバインドしてもらいました。メールを回したら提供された別情報に感謝。

Ryman仕上げのサンプル
こちらは、学部所定の表紙をつけた状態でのハードコピー、Ryman仕上げのサンプル。二部ありますので、一部は表向き、もう一部は逆から

そしてこちらは、中表紙
そしてこちらは、中表紙

ちなみに、締め切り前日18日のRyman仕上げ(持ち込みは10時半時点)ですと、30分~1時間待ちで出来たのですが、DHTの方はといいますと、前述のとおり、17日の時点で既に長蛇の列、2時間くらい待たされた人多数とのことです。前日、DHTの印刷屋開店(9時)と同時に印刷&提出の私のフラットメイトの場合、大体1時間待ちくらいと言っていました。ちなみに、Deadline当日の19日早朝について言いますと、DHTの印刷屋で紙が尽きていた為に軽くパニックになったとのこと。ちなみにパニックになりかけた中の一人に、私のフラットメイトのコースメイトが居まして、私もフラットメイトも軽く騒然となりまして、フラットメイトはコースメイトのサポートに走りました。幸いにして、無事に済んだのですが。

なお、私のところには規定では表表紙しかございませんで、中表紙の規定なんてないんですが、つけている人が多数だったような気がします。私の場合は、確認した修論サンプルには大抵、中表紙がついていたので、
「付けるもんなんや」
と思っただけの話です。なお、参考までに。中表紙の画像は、鳴門市の大塚美術館で撮った一枚です。

ちなみにこれがResearch Masterとなりますと、なんと語数は倍の30,000ワードとなりまして、締め切りは8月末日。当初は所定字数を若干越えていたとはいえ、20,000ワードを超える字数など、私には想像の埒外です。
『どうやって30,000も書くの?』
と思っていたら、私の翌日に提出した同じコースのResearch Masterのアビィは、提出週の月曜日時点で規定字数を、なんと5,000もオーヴァー。提出当日まで、決死の字数削減作業に従事していました。図書館はTaugut Master論文締め切り前日に、オールナイトで開館している為にこんな荒業も出来たんですが、それにしても恐るべき作業です。

なお、印刷屋はDHTだけではなくてKings Buildingsにもあって、そちらの方が混むことは少ない、と聞きましたが、関連情報をご承知の方は、どうぞお寄せください。今後の参考のために。

もうひとつ、重要なこととしては、Dissertationはプリントしたものだけではなく、電子版、つまりワード/PDFのいずれかにせよ、タイプした状態のものの提出も義務付けられているとのこと。盗用(Plagiarism)対策とのことですが、なんとも、物々しいことだなぁ・・・と思ってしまいます。

ちなみに、修論指導については、非常に懇切丁寧でして、とても満足でした。日本での修論のときは、もっと放置されていたような気がいたしますので、ここまで丁寧な指導をされますと、感じ入ってしまいます。
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