亀井 伸之さん
留学先:The University of Edinburgh Business School
専攻名:Full-time MBA Course
取得学位:Master of Business Administration(MBA)
留学期間:2005年~2006年
「ビジネス」というキーワードを中心に得られる異文化交流ではないでしょうか。同じCase Studyでも、ビジネス文化や文化そのものが違うと到達する目標が異なるものです。それを肌で感じ、その文化を共有できたことでしょうか。そのためには腹を割って1つのテーマをとことんDiscussionし尽くし、時には論争する必要があるかもしれません。異文化交流とはそこから得られる目に見えない財産だと思います。
瞬時に判断が下せるようになったことです。1年という長くて短い時間の中で、集中してビジネスを頭と身体に覚えさせたので、多少の問題はすぐに判断できます。分らない問題点もクリティカルパスは見えますので迷走はあまりしなくなります。ただし、過信しすぎると副作用が出ますので、常に客観的な目を持ち、遠くから俯瞰もできる能力を持つことも重要です。
今の事業は父親である社長が築いてきた地盤なので、今後はその地盤を守りながら自分で事業を開拓し、新しいお客様の笑顔を見るのが夢です。
私のMBA留学における大学選びの第一条件は「ビジネスを通じた異文化交流」でした。なぜならビジネスの勉強だけであれば本を読んで充分に学習できますが、ビジネスを通じた異文化交流は体験でしか得られることはできません。エジンバラ大学はこの条件にまさしく当てはまりました。イギリスにいながらイギリス人は10人程度、あとは少人数の多国籍グループでした。もし私と同じようなCriteriaをお持ちでしたら、是非エジンバラ大学を選択することをお勧めします。学校によってはある国籍で半分以上を占めてしまう学校もあります。
それと家族同伴で留学を考えていらっしゃるのであれば、エジンバラはとても良い街です。治安もよく安心して暮らせます。MBA留学をしているとどうしても帰りが遅くなることが多く、治安が悪いととても家族のことが心配になり勉強に集中できなくなります。また、大学にInternational Women's Clubという奥様サポート機関があり、留学生の奥様が集まり、Nativeがボランティアで英語を教えてくれたり、お茶を飲んだり色々な Activityが用意されているので、奥様も楽しめる親切な大学でもあります。子供連れの人も多く、小さなお子様用の遊び道具もあり、奥様にはとても力強い見方です。妻もここで各国の友人を作り、今でも連絡を取り合っています。
卒業式にて
迷われている方、踏み切れない方は、恐らく仕事を辞めることへの不安、費用対効果、年齢かと思われます。
まず年齢に関しては、前述したように非常に多くの年齢層で構成されていました。日本人に関して申しますと全員30歳以上でした。イギリスのMBAはアメリカと比べると年齢層も高く、ビジネス論議も経験に裏打ちされているので進歩的です。実際思い切って留学してしまうと結構年齢のことは気にならなくなります。
仕事を辞めて果たしていい職が見つかるかですが、私の知るMBA Holderはキャリアアップに成功しています。費用対効果は高いと感じます。MBA留学をただの費用としてしまうか、投資となるかは各人の入学前の Career Planにかかってくるかと思います。「なぜMBAなのか?」「なぜMBAでないとだめなのか?」よく自問された上で、MBA留学が自分のCareer Passの中にうまく組み込まれればMBA留学は成功します。この質問はおそらくどの大学の入学Essayでも聞かれると思いますので、じっくり御自分の Career Planを再考されて、しっかり答えを出してみて下さい。